2024/06/29 14:00
今日はビンテージ ロイヤルコペンハーゲンの第一人者とも言えるニルス・トーソンの作品を、いくつかご紹介したいと思います。
ニルス・トーソンの経歴や作品に関する紹介記事はネット上でたくさん見つける事が出来るので、今日は個人的に好きなところをお話しさせていただければと思います😊
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Nils Thorssonのデザインは、作品毎に違う表現をしているのに、ベースとなる美しさの方向性が合っているので、同じ空間に集めた時に一体感があります。

全く異なる絵柄を一緒に飾っても、しっくりきますよね。
デザイン性が高いのも好きな理由の1つですが、タイトルにも書いたように『空想する余白のあるデザイン』に、とても惹かれます。
例えばこちら。

https://sumiredou.base.shop/items/87248827
見てすぐに『鳥の絵柄』だというと事は分かります。
だけど種類は?同じ方向を見てるけど、視線の先には何かあるの?口を開けてるけど、驚いてるの?何か話してるの?
次々と疑問が湧いてきます。その疑問が空想に繋がります。
例えば、巣立つ直前のまだ飛んだことのない子鳥だったりして?海の近くの岸壁に作られた巣で親鳥を待っていて、『あ!お父さんたち帰ってきた!!』と喜んでる瞬間なのかもしれない!とか。
2羽で『私たちの事、神話に出てくる伝説の鳥だってみんな言ってくれるけど、全然普通の鳥なのにねー。』『ねー。』と話してたり?とか😁
続いてこちらのデザイン。

https://sumiredou.base.shop/items/63125084
抽象的な模様が並んでいるようですが、1つ1つ絵柄が異なり、何か意味があるのではないかと思ってしまいます。
例えば、感謝や愛を伝えるメッセージが描かれているのではないか?とか。厳かでありながら心地よさが感じられるのは、この配列にそういう心理にさせる仕組みが組み込まれているのではないか?とか。
空想は尽きません。
他にもこちら。

https://sumiredou.base.shop/items/87248718
漆黒の上に黄金色で植物や果物が描かれています。
月明かりで輝いて見えた植物に感動して表現されたのかな?とか。
真夜中に、キッチンの窓から差し込む月明かりに照らされた果物が美しくて、それを捉えたのかな?とか、Nils Thorssonの気持ちになってみたりして。
ん?でも真夜中のキッチン?1人でコッソリ何してたのかな😁??
こちらの作品はいかがでしょうか?

https://sumiredou.base.shop/items/87461479
皆さんはどんな風に想像されますか?
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形や色合いや表現、デザインを愛でるのも最高に幸福な瞬間なのですが、空想している時間もとても幸せです(*^-^*)
北欧ヴィンテージ雑貨/北欧雑貨
菫堂 店主