2025/12/06 17:10

北欧デザインの巨匠として知られる Stig Lindberg / スティグ・リンドベリの「ミニチュア花瓶 / Miniature Vase」が入荷いたしました。

手のひらにすっぽり収まる小さなサイズでありながら、リンドベリ特有の柔らかなフォルム、複雑な釉薬の表情、そして一点ものならではの個性が詰まった作品群。そんなコレクターの心揺さぶる「最小のアートピース」をご紹介します。



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1. リンドベリのミニチュア花瓶とは?

リンドベリが在籍した Gustavsberg|グスタフスベリでは、1950〜80年代頃に少量のミニチュア陶器が制作されていました。

ほとんどが一点もの |Unique piece 

同じ形でも釉薬や焼成の結果が毎回異なり、完全な同じ作品は存在しないと言われます。

スタジオ陶芸家による手仕事

量産ラインではなく、スタジオの陶芸家が少数ずつ丁寧に制作。そのため、小サイズでも驚くほど作りが繊細です。


2. ミニチュア花瓶がコレクターに人気の理由

 サイズ以上の存在感

写真を見てもわかるように、横一列に並べるだけでも、まるで「美術館の展示」のようです。その場の空間を引き締め、ディスプレイ性が高いのも魅力の一つです。

 制作数が少ないため希少性が高い

工場の生産ラインで大量に作られた製品ではなく、スタジオで職人が1点ずつ手作業で整形し、釉薬を施した特別な作品です。個体ごとに釉薬の出方やフォルムが異なり、同じものが2つとして存在しないのが魅力です。こうした背景から、今日では希少価値の高いアイテムとして扱われています。

 魅了する手仕事の結晶

釉薬にこだわり、丁寧に仕上げられた花瓶。その底部には、手書きのサインが入っています。そのサインがミニチュアコレクションの「宝物感」を一層引き立ててくれます。更に、年代ごとにサインのが変化する点も、コレクター心をくすぐる魅力のひとつです。


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形・釉薬がバラバラな物を並べても調和するのは、リンドベリの造形美が根底にあるからこそだと思います。


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